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妊婦さんが腰痛になる原因とは

2017年04月18日
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腰痛で悩んでいる妊婦さんは、50~80%と言われています。腰痛になる原因は、お腹が大きくなって腰に負担がかかるからと思われがちですが、理由はそれだけではありません。妊娠初期や妊娠中期でも腰痛になる可能性が充分にあるのです。では、どんな原因で腰痛を引き起こすのでしょうか。

妊婦さんの腰痛の原因は、大きく2つあげられます。1つ目は、妊娠に伴うホルモン分泌が原因です。妊娠をすると「リラキシン」というホルモンの分泌が盛んになります。リラキシンは、骨盤の靭帯をゆるませ、赤ちゃんがなるべく狭い骨盤をスムーズに通れるように作用するホルモンです。骨盤の靭帯をゆるませるという作用が、腰痛を引き起こす原因になるのです。その骨盤の靭帯をゆるませる作用をするリラキシンは、妊娠した初期からすぐ分泌がはじまるため、お腹が大きくない時にも、腰痛を引き起こす可能性があるのです。

もう1つの原因は、よく言われているとおり、お腹が大きくなることにより身体に負荷がかかり、筋肉の疲労や関節への負担が増え、腰痛の原因になることです。お腹が大きくなるにつれ、重心のバランスを保つために、誰もが自然と腰をそって姿勢をキープします。すると骨盤の傾きを変化させ、腰椎や腰を支える筋肉の負担が増加し、腰痛を引き起こすのです。そうすると、腰を支える筋肉が血行不良を起こします。そして、血行不良の部分は筋肉の働きが悪くなり、腰の部分の筋肉疲労も回復しにくくなってしまいます。

それを解消する方法としては、妊娠前からストレッチやウォーキングなどの適度に体を動かし、腰を支える筋肉の血流を良くすることが、腰痛の予防、解消になります。妊娠後も、なるべく運動不足にならないように軽く体を動かす運動を取り入れ、腰・背中の筋肉が緊張しにくい状態になるよう、心がけましょう。軽い運動は、身体だけではなく心もリラックスできるので、一石二鳥です。

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